第一回 経済状況と会社の経営状況について



当ページの第一回目は、あまり生活とはかかわりがないですが、
速報として、現在の会社の経営状況を中心にお伝えしてまいります。

政府発表の見解で、「景気の悪化は底を打った」と発表されました。
そこで、早速ではありますが、当ページでもインターネットを利用して
企業の経営状況はどうなったのか などを調べてみました。

5月発表の景気状況を見れば、売り上げが落ち込んだ分野が
新型インフルエンザなどの影響を受けた旅行産業・飲食産業など。
反対に、収益が上がった分野が一律1000円となった高速道路、
補助金、減税、定額給付金などが重なったエコカー産業。
どれも、現在の経済状況にあわせた価格の値下げが影響しています。

また、内閣府が発表した景気ウォッチャー調査によると、
3ヶ月前より景気がよくなったとされる現状判断DIは36.7。
これは、4月調査の34.7を上回った結果となりました。
さらに、雇用の現状もDIは32.7と前月に比べて
6.7ポイント上昇しました。

しかし、一方では今年の夏のボーナス妥結状況を見ると、
大手企業67社の平均妥結額は75万4009円となり、
前年同期比で19.39%の減少となり、1959年の調査開始以来、
過去最大の減少率を記録しました。
しかし、これはまだ大手企業の平均であり、中小企業のボーナス妥結価格は
さらに低くなることが予想されます。

しかし、雇用情勢は「求人数や求人倍率は減少の傾向にあるものの、
企業の求人意欲は高まっている。紹介の督促も一時よりは増加した」という
前向きな声も聞かれましたが、現状では「雇用情勢の加速度的な悪化がおさまってきた」という、
リストラの減少という専門家もおり、まだ現状は予断を許さない状況です。

景気の悪化が止まったという上方修正が行われたにせよ、
賃金の上昇はしばらく見込めず、依然として厳しい状況が
しばらく続くと思われます。

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